転職

高卒・20代が「正社員のはず」だった接客業から転職した体験談

転職体験談

入社前に聞いていた話と、実際の雇用形態が違っていた——そんな経験をすると、次の転職は慎重になるものです。この記事では、高卒・フリーターや20代の方から実際に寄せられた相談エピソードをもとに、焦らず次の一歩を選ぶ考え方を紹介します。

結論から言うと、雇用形態のすれ違いを経験しても、焦って次を決める必要はありません。まずは業界を知ることを目的に、少しずつ選択肢を広げていくことができます。

石井優也

この記事は石井(Enjoy転職 キャリアアドバイザー/株式会社PAM)が監修。高卒・フリーターの転職支援に特化し、これまでに累計約10,000名(PAM調べ)のキャリア相談に対応してきた実績をもとに解説しています。

【体験談】「正社員のはずが」で戸惑った20代のMさん

Mさん・20代・接客業(フルタイムアルバイト)

Mさんは接客業の仕事に、正社員だと思って入社しました。しかし実際には、フルタイムアルバイトという雇用形態でした。「研修期間がある」とは聞いていたものの、その後の雇用形態が正社員ではないことまでは把握していなかったといいます。将来的な不安に加え、人間関係も負担になっていきました。

店長など上の立場の人からのあたりが強く感じられ、その日の気分によって態度が変わることもありました。店舗勤務で社員が少なく、気軽に話せる相手も限られていたことから、ストレスから暴飲暴食をしてしまうこともあったといいます。以前も飲食の接客で拘束時間14時間という厳しい環境を経験しており、「今回も転職がうまくいかなかった」という思いから、次は焦らず探したいと考えるようになりました。

面談を通じて、Mさんは「転職は焦る必要がないこと」「業界を知る目的で面接を受けること自体は問題ないこと」に気づいたといいます。現在は接客業以外、特に事務やエンジニアなどのデスクワークを希望し、まずは業界を知るために面接を受けてみることにしています。

Mさんのように、「聞いていた話と実際の雇用形態が違った」という経験は、次の転職への不安につながりやすいものです。こうしたすれ違いは、なぜ起こってしまうのでしょうか。

高卒・20代の転職で「聞いていた話と違う」が起こりやすい理由

理由1: 雇用形態の詳細が入社前に十分に伝わらないことがある

「研修期間がある」という説明だけでは、その後の雇用形態が正社員なのか、それ以外の形態なのかまでは分かりにくいことがあります。

理由2: 求人情報だけでは実際の働き方まで見えにくい

雇用形態や条件は求人情報に記載されていても、実際の職場の雰囲気や人間関係までは、入社してみないと分からないことが多くあります

理由3: 接客業が「きつい」と感じても、店舗規模が小さいと相談相手が限られやすい

Mさんのように、店舗勤務で社員が少ない環境では、気軽に相談できる相手が限られ、一人で状況を抱え込みやすい構造になりがちです。

正社員だと思っていたら違ったときの対処法

雇用形態のすれ違いに気づいたときは、まず今の契約内容を書面で確認し、次の応募先ではどこまで詳しく確認しておくべきかを整理しておくと安心です。

接客業からデスクワークへの転職を考えるときのポイント

接客業から事務などのデスクワークへ転職する場合、雇用形態や勤務時間が明確な求人を選ぶことで、同じようなすれ違いを防ぎやすくなります。

注意
雇用形態や働き方について気になる点は、応募や面接の段階で具体的に確認しておくことが、入社後のすれ違いを減らすことにつながります

20代が焦らず次の一歩を選ぶための考え方

Mさんは、「前回も転職がうまくいかなかった」という思いから、今回は焦らず探すことを選びました。転職がうまくいかなかった経験があるからこそ、次は慎重に進めることも大切な選択です。

  • 雇用形態や勤務条件は、応募・面接の段階で具体的に確認する
  • これまでの経験を振り返り、次に譲れない条件を明確にする
  • すぐに結論を出さず、業界を知る目的で話を聞いてみることも選択肢に入れる

Mさんは、業界を知るために面接を受けてみるという形で、無理に焦らず情報を集めながら進める方法を選んでいます。


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高卒・20代の接客業からデスクワークへの選択肢

職種 内容 メリット
事務 書類作成やデータ入力などのオフィスワーク 雇用形態や勤務時間が明確な求人が多い
ITエンジニア(未経験可) 研修制度のある企業でプログラミング等を学びながら勤務 手に職をつけながら長期的なキャリアを描きやすい

Mさんは、これまでの接客業とは異なるデスクワーク中心の働き方を軸に、まずは業界を知るところから選択肢を広げています。

高卒・20代の転職でよくあるQ&A

Q.雇用形態が正社員かどうかは、応募前にどう確認すればいいですか?

求人票の記載だけでなく、面接や応募のやり取りの中で具体的に確認しておくと安心です。気になる場合は一緒に確認方法を整理することもできます。

Q.接客業からデスクワークへの転職は未経験でも可能ですか?

学歴やこれまでの経験だけで可否が決まるわけではありません。まずは気軽にご相談ください。

Q.「業界を知るために面接を受ける」ことに抵抗があります。問題ありませんか?

問題ありません。応募・面接は情報収集の場としても活用できます。すぐに決断する必要はありません。

まとめ

「聞いていた話と実際の働き方が違った」という経験は、次の転職への不安につながりやすいものです。Mさんのように、雇用形態や条件を事前にしっかり確認し、焦らず業界を知るところから始めることで、無理のないペースで次の一歩を選ぶことができます。現在は接客業以外のデスクワークを希望し、まずは業界を知るための面接を進めています。

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